古い家の売却・購入と、汲み取りトイレのメリット

古い家の売却・購入と、汲み取りトイレのメリット|汲取にメリットはないのか?簡易水洗あるいは水洗化する?

和歌山市内の住宅のトイレ整備状況

全国有数の下水普及率の低い和歌山県!

和歌山県は県土の大半が山間部のため、

ガスとともに普及しにくいのも分かります。

 

和歌山市はほぼ平地とはいえ、

紀ノ川の下流にあたります。

 

周辺に山が多いので、

大雨の際には当然に水量が増加します。

 

市内の大部分が、

洪水浸水想定区域に指定されています。

 

参考:和歌山河川国道事務所 洪水浸水想定区域図

 

というわけで、

下水を整備にするにしても、

洪水浸水対策も講じなければなりません。

 

これが下水事業の

足かせになっています。

 

また人口減少に伴って、

ご高齢の方の単身住宅も増加しております。

 

そうした方々は、

下水が供用開始されても、

わざわざ、下水に接続しないことも。

 

先日、大阪府泉南市の

し尿事業が2006年から13年連続赤字

と報道がありました。

 

和歌山市も決して

笑っていられません。

 

1.接続しない(お客様増えない)

2.原価(工事費)が高い

3.節水型トイレの普及など使用量が増えない

4.耐用年数を迎える下水の更新

 

これらの理由から、

厳しい立場にいることは

間違いないようです。

 

過去に、下水使用料の

値上げがありましたが、

 

今後も値上げされることも、

無きにしもあらず、では。

 

 

汲み取りトイレのメリット

「近くで、下水の工事が始まったから、

 ウチもそろそろだろ。」

 

という声を聞くことがあります。

この「近隣での工事」には、

 

何の根拠もありませんので、

お気をつけください。

 

正確な工事の日程については、

和歌山市のQ&Aをご確認ください。

 

和歌山市

「私の住んでいる地域で、
公共下水道(汚水)の整備時期は、
いつ頃になるのでしょうか?」

 

上記のリンクから、

事業認可区域内であることを確認しても、

それだけで万全ではありません。

 

安城市の「下水道が使えるまでの流れ

が分かりやすいのですが、

 

供用開始まで、

非常に長い歳月を要します。

 

区域内とされていても、

工事日が決まっていないため、

 

この先4~5年は、

工事の目処が立っていない

ということもあります。

 

 

ということで、

簡易水洗にするなり、

 

汲み取りトイレとして、

うまく付き合っていくしかない

 

という場合も

多くあります。

 

ということで、

「ぼっちゃんトイレ」はコスパ最強!? 水道代が安くて災害に強くて掃除もラク!

を参考にしていただくといいかもしれません。

 

和歌山市ないには、

防災強化マンションは

まだまだ少ないです。

 

また公共下水道直結型仮設トイレ(マンホールトイレ)

の整備をしていますが、

その数も多くありません。

 

 

ただし、その分、汲み取りトイレは、

沢山あります!

 

そして、井戸も沢山あります。

ポンプ式でない井戸のあるお家もあります。

 

使われてないけど、

生きている井戸もあります。

 

バケツを降ろせば、

水を汲むことはできます。

 

そうなのです、

和歌山は下水普及率は低いですけど、

トイレの面では防災に強い!

 

トイレが左右する不動産の売却・購入

災害時には効果を発揮するし、

水道代も安いのが汲み取りのメリット。

 

とはいえ、

不動産を売却するときに、

 

汲取と分かった瞬間に、

「!」(ゲッ)

 

あるいは、

「orz」(残念)

 

と対応されることも。。。

 

だからといって、

売却前に工事をするのか?

 

というと、

その必要はありません。

 

ただし、工事の内容と、

金額だけは提示できるようにしましょう。

 

もちろん、購入者が、

もっと安い方法で工事することもあるでしょうし、

 

さらに費用をかけて、

水洗はおろか、

高級感をだすこともあるでしょう。

 

あるいは、家を解体するかもしれないし。。。

 

 

ただし、空き家になっているとはいえ、

虫や、匂いの発生を抑えるためにも、

 

日頃からご自分のおうちのように、

お掃除しておきましょう。

 

 

参考:下水道が抱える巨額の借金、和歌山市では住民サービス低下の元凶に《特集・自治体荒廃》

 

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