そもそも、耐震ってなに?
注文住宅を建築しようとしたときに、
気になる要素の一つに、
地震対策
があります。
地震対策というと、
すぐに思いつくのが、
「耐震」
です。
ただし、本当に、
耐震性能だけ高めれば良いのでしょうか。
そもそも、
勘違いが生じている可能性があります。
耐震→地震に対する強さ
ではありません。
「地震に耐える」
が正解です。
イメージとしては、
「痛みに耐える」
「ぐっと堪える」
感じです。
人に押されても
動かないように踏ん張る!
そんな感じです。
あるいは、
満員電車で電車が揺れたり、
人の乗り降りで押されても、
動こないように踏ん張る、力み続ける。
これって、
疲れますよね。
耐震、制震、免震ってどうちがうの?
地震対策には、
耐震、制震、免震
と大きく分けて3種類あります。
それぞれの違いは、
以下のサイトが
わかりやすく説明しております。
どうやって免震するの?
ビルなどの免震をイメージすると、
とても大きなゴムみたいなものが
必要になるイメージがあります。
でも、
一般的な戸建てなら、
直径がマグカップくらいの円盤を、
多数、お家の下に並べるだけで大丈夫なんです。
しかも、建築基準法の耐震基準以下の建物を
建築することは出来ませんから、
免震ゴムの上に耐震等級1相当(※)の
建物が乗っかる
そんなイメージです。
※「相当」と表記したのは現時点(2020-03-08)では、住宅性能評価を受けることが義務付けられていないから
だから極端な話、
そこまでする必要があるのかどうか?
また、意味があるのかどうかは別として、
理論上では、
免震装置のうえに、
耐震等級3の建物を建築することも
できるというわけです。
費用とのバランスを考えて、
お家を作っていきましょう。
以下は、熊本の原田木材(株)さんの
免震装置に関するレポートです。