不動産売却期間の決定要因
不動産の売却を決め、
実際に販売を開始（買主の募集）
を始めたとして、
無事、不動産と引き換えに、
代金をいただけるまでに、
どのくらいの時間がかかるのでしょうか。
これにかんしては、
一概に「何ヶ月」と言えないとこがあります。
「平均して～～」
と平均を出すことはできますが、
果たしてそれが参考になるかどうか・・・。
下の画像は、
ある物件の募集広告です。
赤い四角には、
募集開始日が記載されています。
なお、ポータルサイトによっては、
再登録（更新）日しか記載されてません。
この記事を書いてるのが、
2019-10-21ですから、
募集をはじめて
３年以上経過してることになります。
この物件は再建築ができないので、
道路に接しているし、
築年数が古いわけでもなく、
むしろ、新しい方です。
なのに、売れずに残っています。
なぜ、こういうことが起こるのか？
と言いますと、
「受給のバランス」
です。
上の図は敷地の面積と、
需要の多さの例です。
あくまでも「例」です。
土地が広すぎたり、狭すぎると、
需要がグッと減るので、
売却しにくくなります。
売却しにくいので、
価格も下げざる得ません。
あるいは、なにか付加価値があれば、
長期戦で構えるなどしなければなりません。
ただし、あくまでも、
例、一般論として捉えてください。
売却可能額の予想（査定）
不動産が一体、いくらで売れるのか？
は過去の成約事例などから
計算してすぐに出すことができます。
ただし、土地の広すぎる、狭すぎる
などの個別要因は計算されない場合が多いです。
利用しているシステムが、
受給のバランスまでは考慮せず、
単に坪単価で計算する場合があるからです。
最近ある一括査定も同様です。
問い合わせが多いがために、
機械的に判断する場合があります。
想定外の高額査定は嬉しいですけど、
本当に売れるのか？
またどのくらいの期間が必要なのか？
など確認する必要があります。
和歌山市、海南市、岩出市、
有田川町、湯浅町、広川町等で、
不動産売却ご検討であれば、
ご連絡ください。
古民家、古家積極買い取り中です。
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観光地域経済研究員
賃貸不動産経営管理士、宅地建物取引士
和歌山県を中心に活動。
加太、雑賀崎、田野など海の見える物件や、
山の物件などの積極的活用方法研究が得意。
自分で出来るDIYの研究と指導も行っている。
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