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和歌山市花山交差点漏水事件はなんだったのか?
簡単に説明すると、
道路下の水道管に漏水を発見。
その漏水修繕工事のために、
2020年1月19日(日)から3日間、
市内の広範囲に渡って、
計画的断水を行う予定だった。
でも、いざ、掘ってみると、
予想していた配管ではなくて、
簡単に修繕が終わってしまったため、
計画断水の繰り上げ終了。
詳細はYahoo!ニュース
【検証】和歌山市が断水回避。よかった?悪かった?断水は全国で起きる?
リンク切れの際はコチラ
と世間を騒がせた和歌山市断水事件は、
ある意味、2020/01/23現在進行中と言えます。
不動産(住宅)購入と公共設備の老朽化
今回の事件の意見、改善点等は、
各種あります。
・早く終わってよかった
・断水を決めたらなら予定通り、基幹配水管の修繕を・・・
など賛否両論あります。
また意見の一つに、
・断水の告知時期が早い(短い)
というのもありました。
前述のヤフーニュースの記事によると、
1月16日(木) 17:00 断水の発表
ウェブサイトや、Twitter 、郵便で周知を開始
1月19日(日) 3日間の断水開始(予定)
ということで、
準備期間は3日ないしは、
2日半といったところです。
週末ということで、
お出かけ等の予定を、
延期、キャンセルした方も多いでしょう。
実際、店舗等では期間中の休業を余儀なくされた
ところも多いようです。
その2日半~3日の準備期間が
長いか、短いかは、
「計画断水」としては、
短いと、個人的には思います。
和歌山市内には給水関係の配管はもちろん、
下水道管の老朽化も指摘されています。
普及率の低い下水道ですら、
すでに老朽化の指摘です。
こうしたライフラインの公共設備関係の
整備を立地適正化計画に基き、
エリアを限定していく予定となっております。
下図は和歌山市内の、
居住誘導区域です。
![](https://house-wakayama.com/wp-content/uploads/2020/01/0da73b3f4ef9caa131c0505f54c32889.jpg)
この居住誘導区域内ですら、
この老朽化の指摘と懸念です。
今後は、今回の反省から、
断水等の計画は改善されるでしょう。
ただし不動産購入を検討した場合、
市街化調整区域であるかどうかの他に、
居住誘導区域内かどうか、
ということも確認していく必要が増してきます。
さらに、購入、建築を計画したときに、
非常用食材・飲用水等のストックルームの確保
なども計画する必要があります。
もちろん、二地域居住も、
災害対策という意味でも有効です。
老朽化した給水管であれば、
ちょっとした地震で亀裂・漏水する可能性があることも
念頭に置かなければなりませんね。
地震による断水は、
いつでも可能性あります。
ちなみに、和歌山市内でも建設がすすむマンションも、
飲用水、トイレ対策をしなければならないのは、
川崎の高層マンションの被災状況をみればわかりますね。
また、ビッグホエールはもちろん、
これから建設されるであろう統合型リゾートには、
避難先としての機能を期待したいと思います。
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観光地域経済研究員
賃貸不動産経営管理士、宅地建物取引士
和歌山県を中心に活動。
加太、雑賀崎、田野など海の見える物件や、
山の物件などの積極的活用方法研究が得意。
自分で出来るDIYの研究と指導も行っている。